「ちりめん街道」は、江戸から明治・大正・昭和初期にかけて高級織物丹後ちりめんが隆盛を極めた場所です。当時の商家や医院、銀行など、ちりめん産業により町を近代化した建造物が多く残されており、平成十七年に重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。建造物の希少さから、専門家からは「屋根のない建築博物館」とも呼ばれています。
なお、令和5年度には、日本遺産「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊(構成文化財にちりめん街道を含む)」の認定継続が決定したほか、街道内の旧尾藤家住宅が国の重要文化財に指定されました。
※与謝野町観光協会ホームページより抜粋