加悦総合振興有限会社

【加悦総合振興有限会社とは?】
地域の特産品である「丹後ちりめん」製造時に出る廃棄処分されていた貴重な資源である絹糸の有効活用策として、与謝野町役場(旧加悦町役場)と元東京農業工業大学平林潔教授(故人)が共同で研究・開発を進めてきました。その結果、世界で初めて絹の食品化に成功(自称です)し旧加悦町出資の第三セクターとして事業をスタート。現在は個人ユーザー、各種事業者に健康食品、食品原料、化粧品原料として「かやシルクパウダー」の提供を行い、新たに自社で開発を行ったシルクパウダーを使用した食品の販売を行っています。京都府内のシルクメーカーと共同で丹後地域のみならず、日本全国、さらには世界中から絹を集め、研究開発を続けながら、健康維持に役立つ商品づくりに取り組んでいます。
【どんなことを大事にしてモノづくりをしていますか?】
「思いついたらまずやってみる!」をモットーに、新しい挑戦を続ける山上さん。これまでにパスタ、そば、うどん、あられ、飴などのユニークな商品を生み出してきました。その一方で、「どうしても飲めなかった」サイダーのような失敗作もあったとか。
「「また買いたいと後日注文をくださったり、与謝野町まで訪ねて来てくださるなど、お客様との出会いがやりがい」とほころんだ笑顔で嬉しそうに語ってくださいました。
「かやシルクパウダー」の新たな可能性を探るため、「とりあえずやってみる」の姿勢で新商品開発に取り組んでおられます。
【今後どんな商品をつくっていきたいですか?】
丹後ちりめんの産地であるが、絹織物は衰退の一途をたどっている現状において、「シルクを使った与謝野町の特産品を作りたい。地域発展のため新しいものをやる人もいていい、自分たちは、もともとあった織物文化、生まれた時から一緒に育ってきた絹織物を大事に残していきたい。」と静かに、でも熱く語られた山上さん。
現在も、新しい商品開発に向けて、いろんなコラボレーションも構想中。
今後は、「シルクパウダーを使った商品を、よりお客様のニーズに応えられる形で展開していきたい」とお話しされました。シルクパウダーの可能性をさらに広げるべく、挑戦はまだまだ続きます。
●商品紹介

【かやシルクパウダー100(絹蛋白加水分解物100%】
8つの必須アミノ酸を含む17種類の天然由来のアミノ酸が豊富に含まれている高たんぱく質食品。主な成分はグリシン、セリン、アラニンで糖質は0。旨味成分であるアミノ酸(グルタミン酸、アスパラギン酸等)がたっぷり含まれているので、食べると甘みやお出汁のような味を感じます。少し匂いがありますが、加熱すると匂いは消えて旨味に変わるので、煮込み料理、お鍋等各種お料理の隠し味にも最適です。直接食べられる場合は、1日小さじ1杯(5g程度)を目安にコーヒー、ヨーグルト、アーモンドミルク等に混ぜてお召し上がり下さい。水で薄めて手作り化粧水としてもご使用可能です。湿気に弱いので開封後は密閉した容器で冷蔵庫または冷凍庫で保管して下さい。
※かやシルクパウダー100は食品です。顔や皮膚にパウダーを直接塗らないで下さい。

◎かやシルクパウダー21(絹蛋白加水分解物70%・デキストリン30%)
デキストリン(でんぷんの一種)を30%配合し、飲みやすく、食べやすくした弊社創業時から販売しているシルクパウダー。クリーム色のさらさらとした粉末で、ほんのり甘みがあるため、どんな食品にもなじみやすいのが特徴です。日常の料理や飲み物に加えて、手軽に高たんぱく質を摂取できます。湿気を嫌うので、開封後は密閉した容器等で冷蔵庫または冷凍庫で保管して下さい。
※商品の特性上、デキストリンが固まりますが商品に影響はございません。砕いてお召し上がり下さい。
※かやシルクパウダー21は食品です。顔や皮膚にパウダーを直接塗らないで下さい。