株式会社ローカルフラッグ

【株式会社ローカルフラッグとは?】
ローカルフラッグは、2019年に創立。移住促進や地域企業の合同研修を通じて、持続可能な町づくりに取り組んでいます。さらに、自分たちの商品を作り広めることが地域の活性化につながるのではと考え、与謝野産ホップを使ったビール作りもスタート。与謝野駅前では、カフェ&バー 「TANGOYA BREWERY & PUBLIC HOUSE」 を運営しています。
社名 「ローカルフラッグ」 には、「地域の旗振り役になりたい」という思いが込められています。
【どんなことを大切にしてものづくりをしていますか?】
ローカルフラッグの合言葉は 「みんなでやってみる!」 スタッフが楽しみながら関わっていくことを大切にしています。
例えば、ビール作りも専任スタッフを置かず、温度管理などの作業を分担しながら社内で共有。TANGOYA BREWERY & PUBLIC HOUSEは、もともとビアガーデンとしてオープンしましたが、スタッフの「駅前からワッフルの甘い香りが広がり、人の集まる場所になったらいいな」の思いから、今はお昼間にもカフェとしてオープンしています。
こうしたスタッフの 「やってみたい!」 という気持ちが、地域を盛り上げる新しいプレイヤーを増やし、まちづくりの力になっていくと思いが広がります。
【今後どんな商品をつくっていきたいですか?】
「2030年に向けて、新しい飲食店の開発や、駅前の空き地を公園のように活用するなど、移住促進につながる 10のプロジェクト を計画しています。それを加速させていきたいですね。」
実際に、この取り組みが少しずつ形になり始めています。例えば、パティシエの移住が決まり、新しいパン屋の開業準備も進行中。2025年の 与謝野駅100周年 に向けたプレイベントをきっかけに、駅前が少しずつ活気づいてきました。
さらに、自社で ホップ畑 を持ち、育てたホップでビールを作る計画も進行中。「自分たちのホップを使うことで、新しいコラボや可能性が広がる」と話してくださったのが印象的でした。
●商品紹介

【京都・与謝野町産ホップを使用したクラフトビール『ASOBI』】
「ASOBI」という名前は《遊び心で醸す》「阿蘇美(あそび)」から。
江戸時代「阿蘇美の海」と呼ばれた与謝野町の阿蘇海からのネーミングです。
ビールの醸造には、加熱・粉砕した 牡蠣殻 を使用。阿蘇海の水質改善にもつながるこの取り組みは、環境問題の解決にも貢献しています。
通常ビール作りでは、海外産の乾燥ホップを使用するのに対し、「ASOBI」は与謝野町産のフレッシュなホップを贅沢に使っています。ホップ本来の 柑橘系のフルーティな香り と、ほどよい苦みが、モルト由来の 優しい甘みとコク にマッチしています。
飲みごたえは ライトとヘビーの中間 で、飲み疲れしにくく、いつでもみずみずしく楽しめる一杯。
おすすめのペアリングは 丹後の焼き魚。柑橘の香りが魚の旨味を引き立てます。